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写経仏画

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この写真は、和紙に筆文字で書かれた般若心経写経の部分拡大です。 その全体像というのが次の写真で、図柄全体が20㎝角位の大きさで、線画のように見える線の部分が文字で、般若心経写経の仏画版、いわゆる写経仏画です。 中心部分の文字は、それこそ私のレベルなら0.3㎜の極細ボールペンで何とか書けるかもしれないという細かさで、それを筆と墨で書いているというのが何とも言い難いところです。 先日、知人がこういう教室に行って試してきましたと見せてくれて、その後練習2枚目がこの写真の書です。2枚目とは言え元々書の才にたけているのか実に良く書けており、その教室は山本愚寛門下の藤田祐子さんという方が主宰されているそうなのですが、熟練者は誠に巧みに書かれるというのですから、いやいやこれは感心するばかりです。 図柄は数種あって、知人は他の図柄にも前向きです。 私がお手伝いできたのは、筆と紙の提供で、細いだけの筆は直ぐ息切れするというので、根元が太くて先が細く利きのよいもの、紙は滲まないものが欲しいということなので、ドーサ引きでは芸がないので、竹紙ならいけるかも知れないし光沢があって品があるので、竹紙(100%)。これでまずは試してもらうということにして、試したのが今回ご紹介した書です。

春の白い花、自然の造形には頭が下がります

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近頃、工房の庭にはピンク系の花も多いけれど、白い花も目につくので、チョコット撮り。 白い花弁は、温かな太陽の元では光に溶け込んでいるようだし、 雨が降れば降ったで、ふんわりと白さを輝かせていて、 自然の造形にはいつも頭が下がります。 オダマキ 咲く場所によって色が異なるようで、この花は紫系 イベリス 小さな花弁が集まってふわふわの白という趣 ミヤコワスレ 細長く伸びる花弁がきりっと白さを引き立てている ヤマブキ 柔らかみのある白さが静寂な趣 シャガ 小雨の中で雨粒をはじきながら、ふわふわと揺れている様は、 まるで蝶の様な趣 シバザクラ 芝桜はなんとも種類が多く、せり出すようにして太陽を向く様は、 はつらつとした趣 シバザクラ 境界が解からないほどに群れなして、温かな光に白が溶け込んでいるよう ノースポール 緑の中にスーット咲き伸びて、黄色と対比して白さが際立つ