印傳屋の印伝(inden)
江戸時代に始まったとされる甲州印伝、文様が漆付けされた鹿革の風合いには味わい深いものがあります。 写真は私が使っている伝統の波文様の名刺入れ。名刺入れといっても本来名刺入れでないものを名刺入れとして使ってるので、名刺の出し入れには少々テクニックを要しますが、かさ張らないので重宝している次第です。 先頃新たに買い求めたものが下の写真。これも伝統のとんぼ柄。入れているものは、JRの新幹線用EX-ICカードと同じくJRのSMART-ICOCA。 女子美術大学や印傳屋のfacebookによれば、女子美術大学×印傳屋の産学共同プロジェクトが行われ、女子美デザインコンペも開催され、また女子美術大学の校章である八咫鏡(やたのかがみ)をモチーフとしたオリジナル印伝「JYOSHIBI×INDEN-YA」が2015年11月から大学のグッズとして期間限定、数量限定で販売されたそうです。 印伝そのものを知らない、という方も多い感じなので、ファインアートであれ、工芸であれ、デザインであれ、特にそうした方面に進もうとする若い世代がこうした日本古来の文化に接することは、自らの創作フィールドを広げ得るという点でとても有意義なことです。 印傳屋facebook: https://www.facebook.com/indenya 女子美術大学facebook: https://www.facebook.com/JOSHIBIofficial/ https://ja-jp.facebook.com/JOSHIBIofficial/posts/544443082370482